レース展

雨の中、京橋のギャラリーへ、レース展を観に行った。
猫の肖像画原画展の場所探しであたってみたところだった。
展示方法はそれぞれの額も良く、ベルギーの風景を図案にしたシリーズの額は、
とてもステキだった。特注かなぁ・・・
バンシュのデザインが出来るようになるのなら、習ってみたい気がしていたけど、どうかなぁ・・
ミントをテーマにしてオリジナルデザインをする場合、bincheとHonitonとではどちらが優雅に見えるだろうかと、かなり前から考えてきた。
今回の風景の図案など、Honitonで作ると、モダンレースっぽなってしまうような気がする。
太い糸や、色糸などを使うなら、モダンレースで当然だけど、細い糸で作るとすればできれば繊細で優雅な雰囲気を出したいから、いまいちホニトンで取りかかる意欲が無い。
ピーターラビット風の作品も作ってみたけど、あまり満足できてないし・・

以前はレースに身を投じる気持ちがあったから、とても気合いを入れていた時期もあったけど、今はミントとのんびり暮らせたら、それでいいや。。。という気持ちがだんだん強くなってきて精力的に何か動きたいという意欲がなくなってきた。
生き甲斐とか捜して模索するという事もあまり考えなくなってきた。
それは、ミントと呑気に暮らせて、ときどき美味しいものが食べられて、たまに楽しく時間を過ごせる友達がいればそれで充分満足だと思えるようになったからだけど、それって良いことなのか、それとも無気力だと言うべきなのか・・・

以前は子供もいないのだから、何かしなければとなんだか自分探しのような感じに焦ったこともあったけど、50歳がだんだん近づいてくると、なんだか老年期に足をつっこんでしまった様な気がして、これから何が出来るんだ〜っていう気がするのかも。
子供がいないから、これからの変化というと、親を見送るという事だけになるのかな。
だとすると、子供に関する変化(結婚とか孫ができるとか)と比べて楽しいことでは決してない気がする。
な〜んて、考えてしまうのは時期的なものなのかなぁ。
意欲的に暮らしている周囲の人を見ると、これじゃいけないかなぁと思ってふと自分の今の状態を分析してみたけど、なんだか自分でもハッキリ自分が判らないなぁ・・

そもそもこんな事を書く事自体、多少今の自分に疑問を持っているって事。
とりあえず残しておこうかな。
by with-Mint | 2005-04-11 19:44 | Bobbin Lace

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